出雲崎町トンネル修繕計画

　山などを貫通して道路としているトンネルは、一旦機能不全に陥ると、交通遮断等により地域住民の安全あるいは経済・産業に大きな影響を及ぼす大変重要な施設です。また、道路ネットワーク形成において、山などの障害物がある際にも、自動車や人が安全・円滑・快適に通行する空間を確保することを目的に設置されている施設です。
　当町で管理しているトンネルは、町道尼瀬稲川線の「稲川トンネル」と現在は未供用となっている町道小釜谷中永線の「中永トンネル」の２施設あります。
　これまでも道路パトロールとしてトンネルの変状の発見に努めてきましたが、平成２６年３月の道路法改正により、道路トンネル等は５年に１度の点検実施が義務付けられました。当町においては、法定点検として初回となる定期点検を平成２９年度に実施しました。
　点検結果を踏まえトンネルを常に健全に保つため、定期点検によるトンネル状態の把握、計画的な補修を着実に進め、トンネルの長寿命化とトンネルの補修や維持管理に係る費用の縮減を図りつつ、重要な道路ネットワークの安全性・信頼性を確保していくためにトンネル修繕計画を策定するものです。

• 出雲崎町トンネル修繕計画[PDF：581KB]